鯖江市に住む夫が孤独死。汚染されたソファーを処分するのに必要な清掃方法とは?
- ソファーの上でお亡くなりになっていたようです。
- ソファーを動かすとその下にも体液が広がっていました。
- 体液が出ないようにソファーは厳重にラップを巻きました。
- 汚染物を撤去して清掃した後です。シミが出来ています。
- 絨毯のにも体液のシミが出来てました。
- 床の汚染箇所はシミが着いていた為に特殊コーティングを施しました。
- 家の中の不要物を搬出しました。
- キッチンの不要家財も撤去しました。
- キッチンも清掃完了です。
- 作業: 特殊清掃(孤独死現場清掃)
- 人数: 5人
- 日数: 2日
- 参考費用: 939,378円(税込)
長年別居していた夫が亡くなりました…。
長年別居していた夫と連絡がとれない日が続いたため、不審に思って様子を見に行くことになったのです。
部屋に入って真っ先に目に飛び込んできたのが、変わり果てた夫の姿。
私たちがお気に入りだったソファーの上で亡くなっていたのです。
ソファーは体液や排泄物などで汚染されており、部屋の中には腐敗臭が充満していました。
家は大きく、私一人では清掃できそうにないため、孤独死現場を専門とする特殊清掃業者に依頼することにしたのです。
また、夫が住んでいた家は持ち家で、清掃後は売りに出す予定のため完全消臭が必要でした。
そこで親族にマンションを経営している人がいるため、特殊清掃について相談しました。
すると、評判も良く、過去に利用した際も完全消臭をしてくれたということでリスクベネフィット様を紹介してくれたのです。
汚染されたソファーの処分方法
現場を清掃する前に、汚染されたソファーの処理が必要とのことでした。
汚染されたソファーをそのまま自宅の外に出すわけにはいきません。
そこでリスクベネフィットのスタッフの方は、臭いと体液が漏れないようにブルーシートとプラスティックフィルムでソファーをラッピングしてくださいました。
これで、周囲に迷惑をかけることなく、粗大ごみとして回収可能になるのだそうです。
当初、粗大ごみとして処分できるか不安でしたが、無事に処分ができて1つ問題が解決しました。
自宅を売却可能にするために必要な作業内容
ソファーの処理が終わった後は、孤独死現場の清掃方法に則って作業を進めていくそうです。
今回、自宅を売却可能にするために、以下の作業を依頼しました。
不要な家財の撤去
ソファーは撤去できましたが、それ以外の家財を撤去しないと、床などの清掃はできないそうです。
しかし、部屋はゴミ屋敷と化していました。
ソファー下に敷いていた絨毯や床にも体液が染み込んでおり、大きなシミができていたのです。
部屋中に置かれた家財には腐敗臭が染み込んでおり、相当な数の家財を撤去する必要がありました。
ソファーと同様に、絨毯などの汚染物をラッピング後、厚手のビニール袋に入れて撤去してくださいました。
外の玄関スペースが埋まるほどの家財の量に驚きましたが、スムーズに撤去作業が行われて手際もよく好印象でした。
汚染箇所の清掃
体液や排泄物で汚染された床には、リスクベネフィット様独自の体液洗浄剤【タロウ】を用いて何度も洗浄してくださいました。
更に特殊コーティングという、臭気が外に漏れないような塞ぎ込みも施してくれました。
キッチンも同様に清掃していただき、かなり綺麗になったのです。
部屋全体の消臭
家を売却する際、必ず完全消臭が求められるため、壁紙やクロスの張り替え作業は必要になる場合が多いそうです。
そのため、我が家でも臭気が染み込んだ壁紙やクロスを剥がしてもらうことに。
剥がした後は、消臭剤【ダンボ】を部屋中に満遍なく散布し【オゾン燻蒸】と呼ばれる工程を数日間行って、臭いを完全に消臭してくださいました。
床や壁紙の張り替え
完全消臭の工程が終わったら、新しいクロスと壁紙の張り替えをしてくださいました。
これで全ての作業が完了。
リスクベネフィット様は様々なケースに対応していることもあり、売却に向けて査定額がアップするよう、様々なノウハウを駆使して作業していただいたことを、大変嬉しく思います。
作業が完了した後の家は、孤独死が起きたとは気づかない程、綺麗な仕上がりになり満足しています。
今回は本当に引き受けていただき、ありがとうございました。